1998年の彼と2010年の彼女
先日The Yellow Monkeyのドキュメンタリー映画を観に行った。
http://theyellowmonkey-movie.com/
この映画は彼らの113本にも及ぶ過酷な「パンチドランカーツアー」のドキュメンタリー。
その中に忘れもしない、1998年10月、岡山市民会館での吉井さんのあの発言も収録されていた。
「このツアーは失敗でした。」
わたしは、その日、その場、数メートル離れたところでその言葉を聞いた。
ツアー半ばでのこの発言は、大きな衝撃と多くの憶測を呼んだ。
そして、2010年初めての東京ドーム公演を終えたあとのPerfumeかしゆか。
彼女は、お祝いムードのラジオ番組で泣きながら次のように言った。
今日、色んな人が感想を言ってくれたし、
ライブ当日も “すごい感動した” って言ってもらえたんですけど、
自分的にはすごく…全然納得のいかないライブで、
みんなに謝りたいなって、ずっと思ってたんです。
どれだけ期待をして来てくれるかっていうのもわかってたし、
“ありがとう” っていう言葉をもらえばもらうほど苦しくなって。
http://www.youtube.com/watch?v=NnvoSpl5E8U&feature=player_embedded
(http://ameblo.jp/pleuro/entry-10706517036.html から勝手にお借りしました。<(_ _)>)
この放送を聞いたとき、とっさに思い出したのが、前述の吉井さんの言葉。
言わないと心苦しくなる誠実さ、言わなくてもいいのにいってしまう正直さ。
彼と彼女はどこか似ている。
ずっと、わたしの頭の中でぐるぐるとめぐっていた思い。
そして、2013年。
この度のThe Yellow Monkeyの映画公開。
12月に2度目のドーム公演を控えたPerfume。
この機会にこの思いをここにしたためることにしました。w
二人とも大好きだぁ!!!