なんで? | これからこれから♪ U ̄ー ̄U ニヤリ 

なんで?

昨日、「なんでも鑑定団」の再放送を少し見た後、そのままTVをつけっぱなしにしていた。


2時からは映画だ。


流しっぱなしでほかの事をする予定だったのに、ちょっと見たら引き込まれて結局最後まで見てしまった。


その映画は


「悪魔の呼ぶ海へ」。


新聞の番組欄に「ショーン・ペン」の名前があったので、


もしかしたら面白いかも・・・?


と少しは思ったけれど。


最近、全くといっていいほど映画は観ていないし(あ、そーいえば、この間「ヤッターマン」みましたw)、


情報にも疎くなっているので、こんな映画があったのも知らなかったわ。


で、気になったので、ネットで調べたところ・・・


ななななーんと


日本未公開だって!!!


え”-


なんでぇ??


こんなにいい映画なのに。



んー。「いい」映画っていうのはちょっと違うなぁ・・・


感動とかそういうのではなくて、よくできた映画というか・・・


つまりは、わたしは好きっていう。w


胸がザワザワするような。。。


後味は悪くて、昨晩は恐い夢見そうだったけれど。



なんか、19世紀の映像がいいの。


あの貧しく寂しく荒涼とした感じ。舞台は海だけれど、嵐が丘の荒地のような。


衣装も、俳優も19世紀の方がよかった。(ショーン・ペンは現代の方)



昔から思ってるけれど、


映画やドラマは、配役の上手下手でもうほとんど勝負がついている気がする。


それを、確信したのは


もう、30年ぐらい前、NHKのドラマ。


特に、当時の向田邦子脚本のNHKのドラマの配役がすごくいいなぁと。


「阿修羅のごとく」「あ・うん」なんてあれ以外の配役考えられないって思う。


主役も、脇役も癖のある人ばかり。


しかもぴったんこ。


俳優は上手さはもちろん大事だけれど、ルックスも大事。


わたしは結構映像重視なので、俳優のルックスも映像の一部なのでとても重要。


背景(情景)になじんでいないと。。


だから、健さんより直樹さん。純子さんより実子さん。バンドーさんよりフランキーさん。



以下、ウィキペディアより拝借↓


NHK「あ・うん」キャスト
水田仙吉 - フランキー堺
門倉修造 - 杉浦直樹
水田たみ - 吉村実子
門倉君子 - 岸田今日子
水田さと子 - 岸本加世子
三田村禮子 - 池波志乃
水田初太郎 - 志村喬(1)
金歯 - 殿山泰司(山師の仲間)
イタチ - 田武謙三(山師の仲間)
辻本研一郎 - 市山登(さと子のお見合い相手)
梅子 - 伊佐山ひろ子(禮子の女給仲間)
大友金次 - 上田忠好(門倉の使用人)
まり奴 - 秋野暢子(続のみ)(仙吉が入れ込んだ若い芸者)
石川義彦 - 永島敏行(続のみ)(石川製薬の御曹司、さと子の恋人)
庄吉 - 今福将雄(続のみ)(タミの酒乱の亭主)
タミ - 野村昭子(続のみ)(酒乱の亭主から作造に助けられる)
鉄次 - 志村喬(続)(初太郎そっくりの通りがかりの老人)
作造 - 笠智衆(続のみ)(初太郎の腹違いの弟)



NHK「阿修羅のごとく」キャスト
里見巻子(次女) - 八千草薫
三田村綱子(長女) - 加藤治子
竹沢滝子(三女) - いしだあゆみ
竹沢咲子(四女) - 風吹ジュン
土屋友子 - 八木昌子
陣内英光 - 深水三章
枡川のおかみ - 三條美紀
枡川の女中頭 - 本山可久子
枡川の主人 - 菅原謙次
勝又静雄 - 宇崎竜童
赤木啓子 - 萩尾みどり(パート2)
竹沢ふじ - 大路三千緒
里見鷹男 - 緒形拳/露口茂(パート2)
竹沢恒太郎 - 佐分利信



すごい配役!!!


なんか、一部の隙もない感じ。


で、元の「悪魔の呼ぶ海」に。


これも配役(特に19世紀の方)の勝利だと思う。


けど、脚本もいいと思う。小道具や衣装もいいと思う。


あ、やっぱり、前出の向田ドラマと同じだね。