清志郎さんの訃報に接して
忌野清志郎さんを知ったのはいつだったのだろう。
おそらくはロッキング・オンの誌上だったかもしれない。
当時のロッキング・オンは薄っぺらで、その割には結構高かった気がする。
印刷物は発行部数で値段が決まることを知ったのもその頃かもしれない。
その洋楽の記事がほとんどの雑誌で、よく名前を目にした。
編集長の渋谷陽一さんはレッド・ツェッペリンとRCサクセションのことばっかりだった、、気がする。
1度ライブにも行ったことがある。
アルバム(LP)は1枚持っている。
「スローバラード」と「ぼくの好きな先生」が大好きだ。
その程度のファンだ。
だけど・・・
この度の訃報を聞いて、思いがけないほど動揺した。
いつも偉大なミュージシャンや芸術家の訃報を聞いた時に感じるショックとは違う。
最近では、筑紫哲也さんや、小田実さんや、加藤周一さんが亡くなられた時に感じたような喪失感。
時代の良心を1つ失った感覚。
また、信頼できる「大人」がひとり減った。
「信頼しないでくれ」って言われそうだけど・・・w。
合掌。